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中大生協・パートに有給休暇は無い

6月25日、アメーバニュース(サイバーエージェント)に掲載された「中央大学生協の、パート労働者に対する不当労働行為」に関する記事が、波紋を広げている(以下、これまでの経緯)

  1. 2000年6月、中央大学の生協でパート職員として働く吉田比呂子さんが、直属の上司である村山裕和さん(係長)に「有給休暇の取得」を願い出たところ、「パート職員への有給休暇は、制度として設けていない」と言われ、拒否をされる。
  2. 納得のいかなかった吉田さんは、自ら申請用紙を作成し、有給休暇を取得する。しかし生協側は、有給休暇手当の支払いを拒み、無給扱いにした。
  3. これを受け、吉田さんは労働基準監督署に申告をし、その結果、生協側に指導が入る。
  4. 生協側はこれを逆恨みし、吉田さんに対して恫喝をおこなうようになる。身の危険を感じた吉田さんは、個人加入ができる労働組合に加入し、大学構内でビラ配りや団体交渉をおこなうようになった。
  5. しかし生協側の嫌がらせはエスカレートし、吉田さんに対して、不当な懲戒処分や、配置転換を強要するようになる。
  6. 2001年11月、生協側は、吉田さんへの配置転換命令が有効であるとする訴訟を提起する。
  7. 2005年3月、最高裁は、吉田さんへの配置転換命令が「有効である」という判決を下す(ただし、3度の懲戒処分と勤務日数を減らした契約変更は東京都労働委員会で「不当労働行為」と認められている)。
  8. 生協側は、即座に配置転換命令を言い渡したが、吉田さんはこれを受け入れず、雇い止め(解雇)となった。
  9. 2007年3月、この問題に関連して、中央大学多摩キャンパス構内においてビラ配りをしていた組合員14名が、大学側の通報で駆けつけた警察官によって逮捕されるという事件が発生する。
  10. 逮捕された組合員は起訴猶予処分となったが、20日間勾留され、社会生活に多大な影響を受けた。
中央大学には法学部が存在し、2002年から2005年まで学長を務めた角田邦重教授も、労働法を専門としている。それにもかかわらず、なぜ今回のような事件が発生したのだろうか?
生協側は、こうした一連の出来事について、以下のようなコメントをしている。
(情宣活動に対して)…これはちょっと荒っぽい、で、ああいう争議行動をして、相手を屈服させて、まあ、解決金と言いますか、解決金を取るという、そういう、いわゆる恐喝のプロ集団という、ま、そんな認識で私どもはおります。
本人(吉田さん)の性癖というか、性格につきましては、自分がこう思ってしまったこととか、自分が信じてしまったこと、このことだけが事実であり、あるいは真実であって、それを批判したり、少し違うんじゃないかとか、あるいは否定したりするという者に対しては、全て敵である。そういう精神構造の持ち主のようです。確率としては10万人に一人くらいそういう精神構造を持った人がおるというふうなお話は聞いております。
どちらの精神構造がおかしいかについては以下の資料を参照すれば一目瞭然である。

労働基準法第39条(年次有給休暇)

  1. 使用者は、その雇入れの日から起算して6箇月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなければならない。
  2. 使用者は、1年6箇月以上継続勤務した労働者に対しては、雇入れの日から起算して6箇月を超えて継続勤務する日(以下「6箇月経過日」という。)から起算した継続勤務年数1年ごとに、前項の日数に、次の表の上欄に掲げる6箇月経過日から起算した継続勤務年数の区分に応じ同表の下欄に掲げる労働日を加算した有給休暇を与えなければならない。ただし、継続勤務した期間を6箇月経過日から1年ごとに区分した各期間(最後に1年未満の期間を生じたときは、当該期間)の初日の前日の属する期間において出動した日数が全労働日の8割未満である者に対しては、当該初日以後の1年間においては有給休暇を与えることを要しない。

  3. 6箇月経過日
    から起算した
    継続勤務年数
    労働日
    1年 1労働日
    2年 2労働日
    3年 4労働日
    4年 6労働日
    5年 8労働日
    6年以上 10労働日

  4. 次に掲げる労働者(1週間の所定労働時間が厚生労働省令で定める時間以上の者を除く。)の有給休暇の日数については、前2項の規定にかかわらず、これらの規定による有給休暇の日数を基準とし、通常の労働者の1週間の所定労働日数として厚生労働省令で定める日数(第1号において「通常の労働者の週所定労働日数」という。)と当該労働者の1週間の所定労働日数又は1週間当たりの平均所定労働日数との比率を考慮して厚生労働省令で定める日数とする。
    1. 1週間の所定労働日数が通常の労働者の週所定労働日数に比し相当程度少ないものとして厚生労働省令で定める日数以下の労働者
    2. 週以外の期間によつて所定労働日数が、定められている労働者については、1年間の所定労働日数が前号の厚生労働省令で定める日数に1日を加えた日数を1週間の所定労働日数とする労働者の1年間の所定労働日数その他の事情を考慮して厚生労働省令で定める日数以下の労働者
  5. 使用者は、前3項の規定による有給休暇を労働者の請求する時季に与えなければならない。ただし、請求された時季に有給休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合においては、他の時季にこれを与えることができる。
  6. 使用者は、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者との書面による協定により、第1項から第3項までの規定による有給休暇を与える時季に関する定めをしたときは、これらの規定による有給休暇の日数のうち5日を超える部分については、前項の規定にかかわらず、その定めにより有給休暇を与えることができる。
  7. 使用者は、第1項から第3項までの規定による有給休暇の期間については、就業規則その他これに準ずるもので定めるところにより、平均賃金又は所定労働時間労働した場合に支払われる通常の賃金を支払わなければならない。ただし、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者との書面による協定により、その期間について、健康保険法(大正11年法律第70号)第99条第1項に定める標準報酬日額に相当する金額を支払う旨を定めたときは、これによらなければならない。
  8. 労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかり療養のために休業した期間及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律第2条第1号に規定する育児休業又は同条第2号に規定する介護休業をした期間並びに産前産後の女性が第65条の規定によつて休業した期間は、第1項及び第2項の規定の適用については、これを出勤したものとみなす。
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テレ朝「若年ホームレス」
7月3日に放送されたテレビ朝日のスーパーJチャンネルで、「若年ホームレス」に関する報道がおこなわれた(以下引用) 若年ホームレス

…年齢は30代だろうか?どう見てもホームレスには見えない

インタビュア
「おいくつなんですか?」
長髪の若者
「30ちょっと…32歳です。」
インタビュア
「失礼ですが、お仕事は?」
長髪の若者
「仕事はしてないです…ホームレスですね」
インタビュア
「ホームレスになられてどれくらい経つんですか?」
長髪の若者
「だいたい2ヶ月くらいですね」

岡田誠さん(仮名)32歳今年4月に長野から上京し5日目にはホームレスになったという

岡田さん
「今日のおにぎりは単純に梅干入りと、あとこれは…ふりかけですかね。塩があまり利いてないというか(笑)あまり味の無いご飯というか、今日は良いほうですけどね。正直おいしくはないですけど、でも食べる手段が無いし、食べないと生きていかれないから」

今日は炊き出しのために新宿から2・5キロの距離を1時間近くかけてやってきたという岡田さん、彼には決まった寝場所が無い。山手線沿線を徒歩で行動しているという。

若年ホームレス

その日の夜、岡田さんは徒歩で3時間以上かけ池袋を訪れていた。彼の目的はまたしても炊き出しだった。

岡田さん
「混ぜご飯ここしかないんですよ、それでわざわざ貰いにくるというか…本当の混ぜご飯だったらもうちょっと味が濃いんですけど、ちょっと薄い感じ…でもまぁ、おいしいですけど」

彼は食事を得るために炊き出し行脚を繰り返していたのだった。

若年ホームレス

翌日、岡田さんはある場所へと向かっていた。そのまま、とあるビルの一室へと入っていった。一体ここに何があるというのか?…30分後、岡田さんが戻って来た。

岡田さん
「シャワーを浴びに…出来れば清潔にしたいんで(笑)、なるべく入れる時は入るようにしたいんですけど」

訪れたのは高田馬場にあるボランティア団体が無料で提供するシャワー施設。彼は週2回、ここを利用しているという。

若年ホームレス

午後9時、次に岡田さんが訪れたのが支部や駅周辺、2時間半かけてやってきた彼は、ここでいったい何をするのか?

岡田さん
「(タバコの箱を拾い)無いですね」

岡田さんの目的はタバコだった。

岡田さん
「ああ、入ってないですね。…待ち合わせ場所とかが結構ポイントなんですけど、やっぱり人が一番多いじゃないですか、だからけっこう拾う確率が高いというか」
インタビュア
「なるほど」

落ちているか分からないタバコを目当てに、たびたび探しにくるという。

岡田さん
「ありますね」
インタビュア
「けっこう残ってますね」
岡田さん
「5本ありますね」

彼はこのタバコ拾いのためだけに距離にしておよそ6キロ、2時間半かけて渋谷に来たのだった。

若年ホームレス

午前1時、次に到着した場所は新宿駅だった。彼はこの場所に何をしに来たのか?

岡田さん
「あいてるかなぁ?」

決まった場所で生活をしていない岡田さん、そのため毎日寝場所を探し歩かなくてはならない。この日は地下鉄の入り口の階段に決めた。

岡田さん
「今日はここで…やっぱり急に雨が降って来たりとかすると困るんで。最初はやっぱり段ボールを持ってくるのも抵抗ありまして、新聞紙とか拾って寝てたんですけど、やっぱりコンクリートだから痛いんですよね、お尻の皮が剥けちゃったりとかして、やってみると意外と大変なんですよね」

岡田さんは山手線沿線を中心に毎日が移動の連続である。1日でおよそ20キロを徒歩で移動した事もあるという。

若年ホームレス

彼には絶対欠かす事のできない大切な日課があるという。

インタビュア
「今から何をするんですか?」
岡田さん
「これからちょっと、洗濯物をしようかなと思って。…清潔感があったほうが良いじゃないですか、ホームレスの人って、みんな臭いというか独特のにおいしますよね?それが嫌だから、自分もなるべく汗をかいた時はこまめに洗って」

頻繁に洗濯をして、2時間かけて干す。路上生活をしていても清潔感だけは保っていたいという。必用以上に外見を気にしているようだ。

岡田さん
「やっぱり人の目は気になりますけど、できればホームレスに見られたくないなと思ってるんで」

ホームレスに見られたくないと彼は言った。では何故彼はホームレスになってしまったのか?

インタビュア
「最後にやられたお仕事はどうして辞めちゃったんですか?」
岡田さん
「そうですね、前の上司が年下だったんですよ、だいぶ。それで、いろいろこうまあ…顎で使われたというか、そういうのがちょっと嫌気がさしたというか、嫌になって、それでちょっといろいろもめて辞めちゃったんですけど。…それ以降は就職活動はしていたんですけど、なかなかこう就職できなくて」

3年前介護関係の職場で働いていたが、人間関係が嫌で辞めてしまったという。その後60社以上の会社を面接したが、1つも就職できなかったという。そしてもう1つの理由があった。

岡田さん
「親や兄弟とちょっともめまして、それで兄に追い出されたと言うか、兄貴に出て行けと言われて、東京にくれば何とかなるかな?と思って」

2年間、仕事もせず親の世話になり、そのあげく勘当された。そんな自分を変えるため、そして人生をやり直すために上京を決心したというのだが

インタビュア
「東京に来る時って、お金って持ってきたんですか?」
岡田さん
「お金、持ってきました」
インタビュア
「いくら持ってきたんですか?」
岡田さん
「20万くらい」
インタビュア
「そのお金は?」
岡田さん
「そのお金は…出て来た時にキャバクラとか行って、ほとんど使っちゃいました(笑)」

岡田さんは持ってきたお金20万円を、4日間で全て使い果たしてしまった。そして彼はそのままホームレスになったという。

岡田さん
「今はもう所持金もほとんど無いんですけど、386円ですね、今のところ全財産ですね。…よく街頭でアンケートしてますよね?図書券みたいなの貰えるんですよ。それを金券ショップに行って現金に交換して」

このお金は、アンケート調査に答えて図書券を貰い換金したのだという。

若年ホームレス

午後9時、雨が降る中、岡田さんは渋谷の路地裏にいた。

岡田さん
「まいったなぁ…」
インタビュア
「このリュックは何が入ってるんですか?」
岡田さん
「これは洋服です、着替えの…ほとんどTシャツとか、下着とか、靴下とかですね。」
インタビュア
「きれいにたたんでらっしゃるんですけど」
岡田さん
「いちおう、あまりしわくちゃなシャツを着ていると、性格上…嫌いというか(笑)」
インタビュア
「そのノートは何ですか?」
岡田さん
「これですか?これは炊き出しの場所が書いてあるんですよ。…毎週どこでもやってますから、お金がなくても食事は何とか食べれちゃうんですよ」

きちんと折りたたまれたTシャツ、炊き出しの日時や場所を記入したノート、几帳面な彼だが、今のところ働こうとは考えていないという。しかし彼にも夢があった。

岡田さん
「アパレル関係というか、ショップ店員に憧れたんですよ。それでそういった仕事に就ければなぁと思って東京に出て来たのもあります。…古着屋さんをやってみたいんですよ。なんかレトロっぽいところがすきなんですよ。レトロっぽいというか、店もなんかレトロっぽくしたいというか」
インタビュア
「アパレル関係の仕事を探したりとか、そういったことは?」
岡田さん
「探したというか、いちおう探してはみたんだけど、なかなか年齢とかでひっかかっちゃって、ちょっと現状では難しいですね」

自分の店を持ちたいと夢を語る岡田さん、その夢の実現のためにはこの生活から抜け出さなければならない。

インタビュア
「今できる仕事とかは何があるんですかね?」
岡田さん
「今はほとんど建築関係ですね、それは自分的には肉体労働はあまり好きじゃないんで」

30代なら仕事はいくらでもある。しかし彼は現在のところ仕事を探す事はしていない。

若年ホームレス

ある日の午後11時、岡田さんはある場所へと向かっていた。到着した場所は、とあるアパレル関係の店が建ち並ぶ通り、だがこの時間すでに店は閉まっている。彼の目的は何なんだろうか?

岡田さん
「ちょっとこれ、何かありそうな感じがしないでもないですけど、ないかなぁ?…あぁ、これは無いですね、ちょっと期待が外れましたね」
インタビュア
「なにをしてるんですか?」
岡田さん
「洋服が…あと靴とか、それをちょっと見にというか漁りに」

店の前に棄てられた段ボール箱、その中に洋服が入ってる事が多いのだという。

岡田さん
「古着がけっこう好きなんで、ジーンズとかTシャツとか、あとスニーカーを狙ってるんですけど、…できればゲットしたいですね(笑)」

路上生活をしているが、服には気を遣っていたい、彼は洋服を探しにやってきたのだった。

岡田さん
「…あ、あった。ありました…2枚あります」

岡田さんが拾ったものはTシャツ2枚、展示品として使用されたものが棄てられているケースが多いのだという

岡田さん
「こんな感じの…良いですね、お宝ゲットですね。これとかも、これは白のバックプリント無しで、こっちはバックプリンとありますね」

自分の身なりには気を遣う岡田さん、彼はこの生活をいつまで続けていくつもりなのだろうか?

岡田さん
「今は、まだこの生活を続けるしか無いんですけど、そうですねぇ、ちょっとまだ分からないんですけど。…この2ヶ月、けっこうシャワーも浴びられるし、食事もだいたい毎日食べられるじゃないですか?だからそういった面で怠け癖がついちゃって、ちょっと今は働く意欲があまり無いんですけど」

今の彼は夢を追うための努力をしていない。この生活を続けていけば彼の夢は消えてなくなってしまうだろう。そして今日も彼は都会の街を彷徨う。

(問い合わせ: スーパーJチャンネル
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仕事を掛け持ちした場合の過労死
東京都内の出版社2社で編集アルバイトをし、2004年10月に自殺した女性=当時(26)=について、東京労働者災害補償保険審査官は16日までに、労災と認めなかった新宿労基署の決定を取り消し、過労による自殺として労災認定した。両社での勤務時間を合算し、相当程度の長時間労働があったと指摘した。遺族の代理人弁護士は「非正規雇用者の兼業が増加する中、画期的な決定だ」と話している。
(出典:時事通信

仕事を掛け持ちした場合の過労死については、従来であれば自己責任として片付けられることが常識であった。しかし近年は「労働者の非正規雇用化」によって、1つの仕事では生活が成り立たなくなっているという背景もあり、今回の事例が労災に認定さたことは極めて画期的なことといえる。

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